田園調布の街の魅力とおすすめする理由 | 仲介手数料無料｜セルフサポートパートナー恵比寿、東横線沿線

田園調布の街の魅力

田園調布はもともと1918年に東急電鉄の創業者渋沢栄一の理想によって作られました。
田園調布の西側はロータリーを中心に扇状に街が広がっていきます。
これは、パリの凱旋門にみられるエトワール式道路やアメリカ・サンフランシスコの郊外、セント・フランシス・ウッドという街をモデルに作られたそうです。
かつては一区画最低敷地面積が200坪とされていたので、今でも大きな邸宅が多く残っています。
現在の最低敷地面積は165平米となっているようです。

さらにこの田園調布は、田園調布憲章という建物のルールがあります。
この憲章は地元の自治会によって定められたもので、建ぺい率・高さ制限・セットバックなど厳しいルールによって規制されています。
田園調布の住宅をリノベーションする際も、この田園調布憲章のルールにのっとり行わなければいけません。
こうした田園調布憲章の存在と渋沢栄一の理想が、美しい田園調布の街並みを作っているのです。

主な田園調布憲章のルール
・建物の高さは2階まで、高さは9ｍ
・ワンルーム集合住宅はダメ
・店舗は駅前と商業地域のみ
・可能であれば植栽の石垣を設ける
・堀を設ける場合はフェンスまたは柵のみで高さは1.5ｍ以下にする

憧れのブランドエリアと人気スポット

田園調布をおすすめする理由は、なんといっても日本を代表する高級住宅街としてのブランド力です。
上記で紹介した通り街並みの美しさも有名で、宝来公園や田園調布せせらぎ公園など緑豊かな環境も整っています。
少し足を延ばせば多摩川も流れており、自然豊かな環境も魅力の一つです。
田園調布の旧駅舎は関東の駅百選にも選ばれ、美しい街並みの景観は都市景観大賞も受賞しています。
都市計画によって、ヨーロッパの街並みを再現しており、多くの人々の憧れになっています。
著名な文化人や政治家も多く住んでおり、田園調布に住む事が高いステータスになっています。

田園調布駅
1923年に「調布駅」として開業し、1926年に「田園調布駅」と改称されました。
1994年から1995年にかけての大幅な工事に伴い駅ビルができ、この旧駅舎が復元されました。
現在は街のシンボルとして多くの人々が訪れる人気のスポットとなっています。


宝来公園
1925年に武蔵野の旧景を保存する目的で造園されたのが始まりで、1944年に開園しました。園内は武蔵野の自然林の面影が残り、約70種1500本もの樹木が植えられています。
湧水を利用した池もあり、5月には500本ものキショウブが多くの人の目を楽しませています。
遊具や広場もあるので、休日などは家族連れの姿も多くみられます。