代官山のこれまでの歴史と現在 | 仲介手数料無料｜セルフサポートパートナー恵比寿、東横線沿線

代官山の歩み
代官山には有名な坂が多く、代官山周辺は縄文時代から陸地だったのではないかと言われています。
昔の代官山は、江戸名所図会などにも描かれているように、目黒川付近の坂上からの眺めも良く、特に富士山を見るのには最高の場所とされていました。
行楽地としても栄え、地勢も良いことから地方の藩士の多くが代官山に屋敷を建てたようです。
現在の代官山の蔦屋書店がある場所も、かつては水戸徳川家の屋敷があった場所のようです。

戦後になると諸外国の大使館が屋敷を取得し、代官山の街並みや街の雰囲気はかなり洗練されたインターナショナルなものへと変わっていくことになります。
明治になると、邸宅地としての地位が高まり、政治家や財界人、文化人が多く住むようになります。この時代に外交官の内田定槌が1910年に建設した洋館は、現在重要文化財として横浜の山手イタリア山庭園に移築され、現在も大事に保存されています。
1940年には、後の首相の岸信介も代官山に居を構えています。
1960年には三木武夫も居を構え、現在は「三木武夫記念館」として公開され、多くの人が訪れています。

こういった歴史と最先端のショップなどが融合し、現在の代官山になっています。

現在の代官山

青山と表参道と並びハイセンスでおしゃれな街の代表格として、特に女性に人気の街です。
街にはハイセンスなショップが多く建ち並んでいます。
かつての西郷家があった場所は、現在「西郷山公園」として、夜景が美しいスポットとして親しまれています。
大地主だった朝倉家の場所は、現在集合住宅、店舗、オフィスなどが入る複合施設「ヒルサイドテラス」になっています。
同潤会代官山アパートの再開発によって「代官山アドレス」が誕生し、2011年には「代官山T-SITE」がオープンしました。
この「代官山T-SITE」は、大人が楽しめる上質な空間として人気を集めています。

代官山T-SITE
江戸時代に創業した「蔦屋書店」が「次世代の代官山を作る」というテーマで2011年にオープンしました。
代官山駅から徒歩5分という立地にあり、蔦屋書店をはじめとする様々な専門店が集まっています。

代官山商店街
代官山商店街は渋谷から代官山エリア一帯に広がり、個性際立つおしゃれなお店が約80店あります。
グルメやファッション、雑貨など最先端でハイセンスなお店が多いのが、代官山らしく多くの著名人も訪れる人気の商店街です。