保証人がいても保証料？保証会社利用のメリットとは？ | 仲介手数料無料｜セルフサポートパートナー恵比寿、東横線沿線

賃貸契約を結ぶときに保証会社の利用が条件になるケースがあります。
保証人は、滞納や修繕など万が一に備えてくれるのですから、保証会社を使わずに契約出来そうなものですが、貸し主の要望で保証会社利用が条件になることがあるのです。
賃貸契約で知っておきたい、保証会社と保証料についてお話しましょう。

■なぜ保証会社を使う契約が増えているの？

・保証人を立てて契約するスタイルが難しくなっている。
・保証会社の審査にとおっていることで安定した生活していることが証明できる。
・もしもの時、保証会社が入っていることで貸し主のリスクを避けられる。
保証人をお願いするとき、“親にお願いする”パターンが多いですが、親元から離れている場合には、やりとりが難しい場合もありますし、高齢になっている場合には、保証人として認めてもらうのが難しいことがあります。
友達や上司といっても、万が一の時に支払いを肩代わりする責任が出ることを考えると、簡単に頼めるものではありません。
保証料がかかるものの、保証会社の審査にとおれば、保証人ナシでも契約出来る物件の選択肢が広がることが借りる側のメリットと言えます。

■大家さん側からみたメリット

大家さんは、安定した収入を持っていて、トラブルを起こさない常識的な人に入居して欲しいと考えています。
経済的な信用をチェックするには、信用会社の審査を通過できる入居者なら安心です。
保証料を支払う必要はありますが、大家さんへの入金は確実に行われるからです。
また、家賃保証会社の審査に通るということは、安定した収入を持っている、かつて、支払いの滞納がなく、ある程度計画的な生活が出来ていると判断出来るよりどころになります。
保証人を頼むのが大変な人も増えていますし、保証会社の利用なら、収入源を確実に確保できるのです。

■保証料の相場は？

保証料の相場は、家賃1ヶ月分の30%〜100%となっています。
家賃管理費あわせて86,000円の物件契約であれば、25,800円〜86,000円程度が、保証料に必要だということです。
また、契約初年度に契約期間2年であれば、3年目を迎えるときには、更新料10,000円程度で、家賃保証会社更新手続きが行われるのが一般的です。
初期契約の費用が、保証料がかかることで、割高に感じられるかもしれませんが、大家さん側が、保証会社利用を契約条件にしている場合には、条件をのんで保証料を支払う人しか借りることが出来ません。
保証料を支払うことで、大家さんは滞納での損失を考えなくて良いのですから、その分を計算に入れて家賃設定する必要がなくなりますから、借り手側にもメリットがあるという考え方も出来ます。
このあたりを見極めて保証会社を利用したいですね。