仲介手数料が「無料」でも初期費用の総額が変わらない訳 | 仲介手数料無料｜セルフサポートパートナー恵比寿、東横線沿線

インターネット等の広告で仲介手数料「無料」や「0円」というキャッチフレーズをよく見ると思います。

仲介手数料無料！！という広告を出している業者の中には、ただ単に仲介手数料という名称をを別の名称に変えて請求しているだけの業者もいます。
当然その場合、仲介手数料は無料だけど仲介手数料以外の料金を取られているので初期費用の総額が逆に高くなったりする場合もあります。
事実そういった請求を行う業者は多ので気を付けなければなりません。

ただし、上記以外にも仲介会社が仲介手数料を無料にしているパターンは何通りかありますので、どのパターンなのかを見定めて損しないように物件を探しましょう！

①貸主（大家さん）から報酬がもらえるパターン

仲介会社はなにも仲介手数料だけが収入というわけではありません。貸主から報酬が出る物件も中にはあるのです！
基本的に仲介会社がお勧めしてくる物件はそういった物件です。
貸主からの収入があるので借主（あなた）から手数料をもらわなくても儲かるという仕組みです。
（メリット）仲介手数料を支払わなくても済むので初期費用が抑えられます。
（デメリット）仲介手数料が無料でもそういった物件は数が限られるのでなかなか、希望の物件とはならない可能性があり、仲介手数料は無料だったけど、もっといい物件にしとけば
「トータルで安くなったかも」なんて後悔するかもしれません。

②仲介手数料以外の料金に手数料を乗っけちゃうパターン

仲介手数料無料と謳いお客様にお得感を持たせておいてほかの料金を水増しする仕組みです。
例えば、礼金を○か月分上乗せして支払わせてその分のバックを受け取るパターンやフリーレント（最初の○か月分は賃料無料など）
等の特典が借主が受けられるのにそれを無にして契約しバックを受け取るパターンがあります。
（メリット）上乗せ額が仲介手数料より低い場合。
（デメリット）1か月分以上の料金を上乗せしてくる場合も有り。

③仲介手数料以外の料金を堂々と請求しちゃうパターン

仲介手数料無料だけど、実は事務手数料がかかります・・・
仲介手数料無料だけど、実は内見一回につき手数料を取ります・・・
仲介手数料無料だけど、実は書類作成手数料がかかります・・・
仲介手数料無料だけど、実は当社への登録料金がかかります・・・（当社はこれです）
等ありとあらゆる手段で料金を請求してきます。
（メリット）安く済むかもしれません。（当社はこれです）
（デメリット）高くつくかもしれません。

④物件の管理会社が直接仲介するから無料にするのパターン

通常お部屋を借りるときには仲介会社と管理会社の二社が関わります。簡単に説明すると仲介会社は借主サイドの会社で管理会社は貸主サイドの会社です。
管理会社が仲介すると借主貸主の両サイドを受け持ちます。管理会社は貸主から料金をもらえば借主に請求しなくても儲かります。
「じゃあ管理会社に直接申し込むのが一番いいんだね♪」と思われるかもしれませんが、そうでもないです。
まず、管理会社がどこかは一般の人にはわかりません。
運よく管理会社に当たっても無料でやっている管理会社でなければ、仲介手数料は基本的には普通に取られますのでなんの得もありません。
（メリット）仲介手数料を支払わなくていい場合は初期費用が抑えられます。
（デメリット）仲介手数料が無料でもそういった物件は数が限られるのでなかなか、希望の物件とはならない可能性があり、仲介手数料は無料だったけど、もっといい物件にしとけば
「トータルで安くなったかも」なんて後悔するかもしれません。

①〜④をお伝えしましたが、合わせ技で請求してくる業者もいますので要注意です。
不動産屋は「取れるお客さんからはいっぱい取ってやろう」とする風潮があります。

以上の点をふまえて、「じゃあどうすればいいの？」という風に思われたかもしれませんが、割と簡単に解決できます。
「２社以上の不動産会社に値段を聞いて安い方と契約する」
ということです。

最後に、仲介手数料の高い安いだけがすべてではないので「親切」「良心的」「対応が早い」などいい不動産屋（もしくは担当者）を探しましょう。